医療法人KLC ファミリーランドクリニック南大高

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小児科

小児科一般

小児科では、発熱、咳、頭痛、腹痛、耳痛、機嫌不良、けいれん…と極めて多岐にわたります。
けがをした場合や目や耳の病気などは、それぞれ専門の診療科または小児科と併せて診療を行います。とは言っても、症状だけからは判断がつかない場合が多々あるかと思いますので、どの診療科に受診すればいいかお困りの場合には、お気軽にご相談ください。

よく見られるこどもの症状
  • おう吐
  • 発疹
  • 熱性けいれん
  • 鼻水、鼻づまり
  • クループ(のどのけいれん)
  • 熱中症
  • 腹痛
  • 下痢
  • 便秘
  • おねしょと夜尿症

夜尿症

夜尿症について

乳幼児期の夜尿をおねしょといいますが、5~6歳(小学校入学前後)以降になってもおねしょが続くものは、一般的に夜尿症と呼ばれています。

原因
  • 夜間の尿量が多い
  • 夜間の膀胱用量が小さい(未発達)
  • 睡眠障害(眠りが深い)
  • 心理的ストレス
  • 膀胱や腎臓の器質的な異常 など
夜尿症の治療
夜尿症は、適切な治療を行えば、器質的疾患がない場合ほとんど治ります。
治療は基本的に行動療法をしっかりと行い、必要であれば薬物療法を行います。また、ご希望の方は漢方も対応いたします。

治療するうえで以下の3原則が大切になってきます。

1.起こさず
膀胱に溜まった感覚を自覚させるためには尿をする前に起こしていると、かえって、起こされるから安心してしまうことがあります。
2.あせらず
夜尿症には自律神経の影響が大きく、焦ると、自律神経の変調を起こすためにはかえって、治りにくくなります。
3.怒らず
自律神経は、ストレスに反応しますので、怒られると、自律神経の変調を起こします。逆に夜尿しなかった時には褒めてあげましょう。

かぜ

子供は大人に比べ抵抗力や体力が劣りますので風邪をひいたときは受診ください。
特に季節の変わり目になると増えてきますので、手洗いうがいなどの予防はしっかりとしましょう。

インフルエンザ

子供のインフルエンザは症状として特徴的なのは、治療をしていないと39度以上の熱が2〜5日ほど続き、熱が上昇するにつれて頭痛や筋肉痛、関節痛、倦怠感といった全身症状がみられることです。
また、インフルエンザの流行期には安易に風邪と判断せずに発熱6〜12時間後を目安にお越しください。

擦り傷・切り傷・やけど

当院では擦り傷、切り傷、やけどにも対応しており、湿潤療法を行っています。
湿潤療法は、体が本来持っている力「自己治癒能力」を生かす治療法です。
けがをすると傷口がジクジクしてきて、傷口に当てたガーゼなどにしみてくることがあります。このジクジクした液に、傷を治すために必要な成分が豊富に含まれています。傷を治すためには何よりも「消毒をしないこと、傷を乾かさないこと」が大切です。
湿潤療法は従来の消毒とガーゼによる治療に比べて痛みが少ないと言われています。
損傷が皮膚のどの部分にまで及んだのかによって傷の治り方は異なりますが、日常に起こりやすい損傷が真皮までの傷なら、湿潤療法が可能です。
治療をご希望される方はお気軽にご相談ください。ご質問も受け付けております。

液体窒素療法とは

主にイボが治療の対象になります。
当院ではスプレー方式による液体窒素療法を行ってます。
スプレー方式は、液体窒素をスプレーで圧力をかけて噴霧するため強力かつピンポイントで治療ができ、綿棒による治療に比べ痛みが少ないと言われています。保険診療で行うことが可能です。
できている場所、大きさ、重症度、イボができてからの期間などで、治療の期間は個人差がありますが、多くの人が5回目をすぎると効果が実感出来ます。
治療初期には痛みや赤みが増したり、広がったり、水ぶくれになることがありますが、通常は2~3日でなくなります。色素沈着は約半年~1年で良くなっていきます。
液体窒素療法の効果のピークが4日目で、持続が一週間くらいと言われていますので、定期的に1週間に一度通院されるのがおすすめです。肌触りが良くなり濃淡がなくなるまで行います。
治療をご希望される方はお気軽にご相談ください。ご質問も受け付けております。

小児アレルギー

小児のアレルギーは、下痢、嘔吐、腹痛、せき、呼吸困難、アトピー性皮膚炎、じんましん、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、発熱、頭痛、むくみ、など様々な症状で表れます。
よく見られるアレルギーには、食物アレルギー、気管支喘息などがあります。一方で、成長とともに症状が改善・軽減していくことも多いのが小児アレルギーの特徴です。

食物アレルギー

食物アレルギーにはタイプがいくつかがありそのタイプによっても原因や症状が現れるタイミングも違います。

食物アレルギーのタイプ

【即時型】

原因となる食べ物を摂取後2時間以内(多くは食べた直後30分間)に起こるものを言います。赤ちゃんから大人まで幅広い年代で現れます。

原因
低年齢:鶏卵、牛乳、小麦など
学童期以降:そば、ピーナッツ、木の実類など
症状
じんましん、咳き込み、ゼーゼー、腹痛、嘔吐、血圧低下など
【食物アレルギーの関与する乳児アトピー性皮膚炎】

生後3ヵ月頃までに顔面から始まるようなアトピー性皮膚炎の症状がみられる赤ちゃんでは、食物アレルギーを合併していることがあります。
約30%の児は離乳食開始後に即時型へ移行していきますが、大部分は自然に治ります。

原因
鶏卵、牛乳、小麦など
症状
生後2、3ヶ月頃より顔面のかゆみを伴う湿疹から始まり、よくなったり悪くなったりをくり返すのが特徴です。
【食物依存性運動誘発アナフィラキシー】

主に学童期以降にみられるアレルギーで、特定の食べ物を食べてから数時間以内に運動をすると症状が現れるもので、比較的まれな疾患です。(中学生1/5,000人、小学生約1/20,000人)

原因
小麦・甲殻類など
症状
全身のじんましんやむくみ、せき込み、呼吸困難などが現れ、進行が早く、約半数は血圧が低下してショック症状を起こします。
【口腔アレルギー症候群】

生の果物や野菜を食べたあとにアレルギー反応が起こるものです。小児から成人まで幅広い年齢層に起こりえます。缶詰やジュースなど加熱処理してあれば症状なく摂取できることが多いです。

原因
シラカバの場合、りんごや洋梨、ももなど(シラカバやハンノキなどの花粉のアレルゲンと似た構造のたんぱく質を持つ果物)
症状
りんごやもも、洋梨など生の果物や野菜を食べたときに、口の中やのど、耳の奥などにかゆみや痛みを感じる。
【新生児・乳児消化管アレルギー】

主に粉ミルクに牛乳の含まれるたんぱく質によって起こるアレルギーです。
このアレルギーが起こったらすぐにご相談ください。

原因
粉ミルク、母乳などの牛乳のたんぱく質を含むものや稀に米、大豆、小麦にも同様の症状が出ます。
症状
粉ミルクなどの飲んだ後、24時間以内に嘔吐や下痢、血便などの症状が起きます。
治療
治療の基本は原因となっているものを最小限に除去してアレルギー反応を起こさないようにすることですが、最近ではアレルギーとなっている食物を少しずつ摂取しながら負荷試験などを行う経口減感作療法があります。(経口減感作療法をご希望の患者様は、提携医療機関をご紹介させていただきます。)

食物アレルギー経口負荷試験

当院では食物アレルギー経口負荷試験を行っています。主に、卵・牛乳・小麦が対象です。
実際に当院で対象の食べ物をお子様に食べていただきます。その間は医師・看護師が症状の有無や全身状態を確認します。
そして、本当に食物アレルギーなのか、どのくらいの量であれば安全に食べられるのかなどを診断していきます。
食物アレルギーかどうか検査したい方、気になる症状がある方もお気軽にご相談ください。

「兄が卵アレルギーなので下の子も心配、本人は卵を食べたことがないけど、検査してほしい」
「卵アレルギーと言われているけど、最近は揚 げ物やパン、プリンや卵を使っているマヨネーズを特に気にせず食べても何も症状がない」

上記のような方でも、対象の食べ物を摂ることができる可能性があります。気になる方は一度ご相談ください。ご質問も受け付けております。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある湿疹を主な病変とする皮膚の病気です。
患者さんの多くはアトピー素因をもっています。乳幼児から成人まで、あらゆる年齢層で発症する病気です。

原因
  • 汗や衣類の摩擦などによる刺激
  • ダニ・花粉・ペットなどアレルゲンの侵入
症状

病変部位は年齢や人それぞれで異なりますがおでこや目のまわり、首、わきなど関節の内側などに出やすいです。

乳児期:顔面・頭部に湿疹、かゆみ、赤みがある皮膚など
幼児期以降:体や手足など広範囲に湿疹、かゆみ、赤みがある皮膚など

治療
アトピー性皮膚炎の治療はスキンケアを基本としステロイド外用薬を使用することが中心となってきます。ステロイド薬を塗らない日は保湿薬(プロペト、ヒルドイドなど)を続けていくことで、再燃を予防できます。
スキンケア
  • 毎日入浴して石鹸で洗い、入浴後5分以内に保湿剤を塗る
    (洗うときはゴシゴシこすったりしない、症状が強いときは石鹸は使わずお湯あらいする。)
  • チクチク、ゴワゴワする服は着ない。
  • 室内を清潔にし、適度な温度と湿度を保つ。
  • 爪を短く切り、引っかかないようにする。 など

喘息

喘息とは、2~3週間、ひどいときは数カ月、慢性的に咳が続く気管支の病気です。
気管支喘息との違いは、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった、喘鳴(ぜいめい)や呼吸困難はなく、呼吸機能も正常という点です。

原因
風邪などの感染症、たばこの煙、気温や湿度の変化、会話、運動、飲酒、ストレス、ハウスダストなどが発作の引き金になると言われています。
また、春や秋など特定の季節に症状がひどくなる場合もあり、アレルギーとの関与も指摘され、患者数は年々増加しています。
症状
乾いた咳が長期間続き、夜間から明け方にひどくなることが多いのが特徴です。
また、運動時や、発声時など、いろいろな刺激に対して気道粘膜が過敏になって、炎症や咳の発作が起こります。
咳が長期にわたると筋肉痛が起きて胸部痛を生じたり、睡眠を確保できなくなることさえあります。
咳喘息は自然に治ることもありますが、約3割の人が気管支喘息に移行するとも言われていますので、早めに治療を開始することが大切です。
治療
気管支喘息と同じように気道の過敏な状態が続いていることから、通常の風邪薬や抗生物質、咳止めは効きません。
吸入ステロイド薬や気管支拡張薬が効果を示し、気管支喘息へ移行する可能性を軽減できます。
同居の方に喫煙者がいらっしゃる場合は、禁煙が必要になります。
気管支喘息に移行して難治化するのを防ぐためには、適切な治療を十分受けることが大切です。

乳幼児健診

乳幼児健診は乳児の発育と発達を成長の節目ごとで確認し、病気の早期発見と予防を目的としています。また、初めての子育てだとわからないことがたくさんあると思います。お父さん、お母さんの抱えている育児の不安や疑問を相談し、解決する場でもあるので、お気軽にご相談ください。

乳幼児健診・予防接種は、風邪などの感染防止のため、月曜・水曜・金曜の午後2:30~3:30に時間を設けております。
※通常の診療時間内でも可能です。

乳幼児健診の内容

健診時期によって内容は異なりますが、主に下の項目を診ます。

  • 身長・体重・胸囲・頭囲などを測定して発育を検査。
  • 先天性の病気や、異常はないか。

乳幼児健診の時期

  • 1ヶ月
  • 4ヶ月
  • 7ヶ月
  • 10ヶ月
  • 12ヶ月
  • 1歳6ヵ月
  • 3歳

健診の持ち物

  1. 診察券(お持ちの方)
  2. 健康保険証
  3. 母子手帳
  4. 健康診査受診票(お持ちの方)
  5. 乳幼児健康診査受診票(お持ちの方)
  6. 替えのおむつ
  7. 脱ぎやすい服装

予防接種

予防接種は、お子さまをウイルス感染から守る大変有効な方法です。早くに多くを接種することで、より高い確率で病気をふせぐことができます。

当クリニックでは、予防接種・乳幼児健診は、かぜなどの感染防止のため、月曜・水曜・金曜の午後2:30~3:30に時間を設けております。WEBからのご予約が可能です。
※通常の診療時間内でも可能です。

定期接種のもの

四種混合(DPT-IPV(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ))(定期接種)
①ジフテリア
ジフテリア菌がのどなどについて起こる病気です。この菌は、ジフテリア毒素を大量に出して、神経や心臓の筋肉を侵します。熱が出ますが微熱の場合もあります。のどの奥が白く見えることもあります。のどの炎症がひどく、空気の通り道がふさがることで、そのために死亡することもあります。また神経の麻痺が起こったり、心臓の筋肉に炎症が起こったりして死亡するケースが、現代の欧米でもみられます。
②百日咳
百日咳菌と呼ばれる細菌がのどなどについて起こります。伝染力が強く、子供同士や大人からもまた、大人へも感染します。最初は鼻水とせきで、かぜと区別がつきません。そのうちに特徴的なせきが出てきて、そのせきの続く時間が長くなります。ひどくなると、息が出来ないくらい咳が続きます。その症状が2~3ヶ月続くことから、「百日咳」と言われる理由です。息ができなくなる無呼吸や、血液の中の酸素が減って、脳症を起こす場合や、けいれんや、知能障害などを起こすこともあります。
③破傷風
破傷風菌が、傷口から入って体の中で増え、筋肉をけいれんさせる破傷風菌毒素を大量に出すために起こる病気です。傷の大小にかかわらず起こります。けがをしてしばらくすると、顔の筋肉を動かしにくくなり、引きつった顔になり、口が開けにくくなってきます。その後全身の筋肉がいっせいに縮んで、けいれんが起こります。意識は侵されることがないので、大変痛く苦しい状態です。人から人へうつる病気ではありません。
④ポリオ
神経が侵されて筋肉が麻痺する病気です。人の便の中に排泄されたポリオウイルスが人の口から入り、咽頭または腸から吸収されて感染します。成人が感染することもありますが、乳幼児がかかることが多い病気です。日本では自然感染による患者発生はありませんが、一部の国では今でもポリオ流行があり、いつ国内に入ってくるかわからないのでワクチン接種は欠かせません。
ヒブ(インフルエンザ菌b型)

脳や脊髄を包んでいる髄膜に細菌やウイルスが感染して炎症が起こる病気が髄膜炎です。髄膜炎のなかでも、細菌が原因で発症する「細菌性髄膜炎」は、早期診断がとても難しく、治療後の経過が悪く後遺症が残るなど特に問題となる病気です。「Hib(ヒブ)」と呼ばれる細菌による細菌性髄膜炎(ヒブ髄膜炎)は、5歳未満の乳幼児がかかりやすく、特に生後3ヶ月から2歳になるまではかかりやすいので注意が必要です。2ヶ月から小児用肺炎球菌ワクチンと同時接種で開始し、3ヶ月からは小児用肺炎球菌ワクチン、四種混合(DPT-IPV(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ))、ワクチンとの同時接種で4~5ヶ月までに 終わる方が、早く抗体(免疫)ができるので、より望ましいです。

小児用肺炎球菌

肺炎球菌は通常、鼻などに保菌していますが、抵抗力がある場合、何の問題も起りません。しかし小さな子どもは肺炎球菌に対する抵抗力をもっていないため、比較的簡単に肺炎球菌に感染してしまいます。感染の箇所によって、「中耳炎」「肺炎」「菌血症」「細菌性髄膜炎」などを発症します。子どもの肺炎球 菌感染症は、子ども用の肺炎球菌ワクチンで予防できます。2ヶ月の誕生日から開始して、4週(中27日)間隔で3回受け、1歳を過ぎたら追加接種を1回受けます。2ヶ月でヒブワクチンと同時接種で開始して、3ヶ月からはヒブワクチン、四種混合(DPT-IPV(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ))との同時接種で7ヶ月までに最初の3回接種が終わると早く抗体(免疫)ができるので、より望ましいです。

BCG定期接種

結核菌による髄膜炎や肺結核を防ぐための予防接種です。先天性免疫不全症の赤ちゃんには接種できません。生後5ヶ月~8ヶ月の期間に1回接種。接種時期は、四種混合(DPT-IPV(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ)を3回受けた後の生後5ヶ月ごろが最適です。

MR(麻しん風しん混合)
麻しん
麻しんウイルスによって起こる、伝染力は大変強い病気です。約10日の潜伏期の後に、熱、鼻水、せき、目やになどが出ます。発熱3~4日目から体に赤い発疹が出てきます。一般的には高熱が7~10日続きます。合併症も大変起こりやすく、気管支炎、肺炎、脳炎などを起こす場合があります。
国の定期接種は生後12ヶ月からで、1歳代と、小学校入学前の2回、麻しん・風しん混合ワクチンを受けましょう。ただし、地域で大流行している時は生後6ヶ月からの接種が勧められることがあります。
風しん

風しんウイルスによって起こる病気です。約2~3週間の潜伏期の後に熱が出て、首のリンパ節が腫れます。熱と同じ頃に体に赤い発しんが出てきます。発熱するのは3~4日間ですが、熱の出ない人もいて、多くの場合はかぜ程度の症状です。妊娠初期の女性がかかると、お腹の子どもに影響が出る場合がありますので、注意しましょう。
国の定期接種は生後12ヶ月からで、1歳代と、小学校入学前の2回、麻しん・風しん混合ワクチンを受けましょう。両親もワクチンを受けていない場合や、抗体がなくなっていれば必ずワクチンを受けてください。

日本脳炎定期接種

蚊の血液の中にある日本脳炎ウイルスが、人の体の中に入って感染します。かかっても多くの人は症状が出ませんが、一部の人に脳炎が起こります。日本脳炎のウイルスは豚の血液の中で増殖するので、養豚場の多い地域は注意が必要だといわれています。
1期は、6ヶ月~7歳5ヶ月までの間に3回の接種。1回目を接種後1~4週間空けて2回目を接種し、約1年後に追加接種を1回受けます。
2期は、9歳~12歳に1回接種します。

水痘(みずぼうそう)

水痘帯状疱疹ウイルスによって起こる病気です。伝染力は強いものです。感染年齢は生後すぐから多いのは、生後6ヶ月から4歳頃です。保育園での感染も多いです。ふつう2~3週間の潜伏期の後に、熱が出て、体に虫さされのような赤い斑点が出てきます。1日くらいでそれが水ぶくれになり、強いかゆみとともに全身に広がります。熱は数日でおさまり、水ぶくれも黒いかさぶたがつくようになり、7日くらいでおさまります。脳炎や肺炎、皮膚の重い細菌感染症など多くの合併症にも注意しましょう。
国の任意接種では生後12ヶ月からワクチンを受けます。流行しそうなときは必要に応じて1歳前でも接種することがあります。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

おたふくかぜウイルスによる感染症です。2~3週間の潜伏期の後に、まず唾液腺(特に耳下腺)が腫れ、その後それ以外にも広がり、膵臓、卵巣、精巣だけでなく、脳を含めて全身に影響が出ます。耳下腺の腫れは、触ってもはっきりしたしこりに触れるわけではありませんが、周囲の人が見ると、腫れているのに気がつきます。しばらくすると反対側も腫れてきます。熱がでることもあります。合併症として、無菌性髄膜炎が100人に2人の割合で起こり、強い頭痛と、嘔吐することもあります。また、約千人に1人、難聴が起こり、片耳だけでなく、両方の耳が侵され完治することが困難といわれています。その他に、脳炎を起こし障害が残り、死亡することもあります。1歳になったら接種することができます。

B型肝炎

B型肝炎ウイルスは、体内に入ると肝炎をおこし、長らく肝臓にすみつき、肝硬変や肝臓がんを引き起こします。
B型肝炎は母子感染や輸血だけでなく、知らない間にキャリアになった家族などから子どもへの感染もめずらしくありません。
日本では、妊婦がB型肝炎キャリアかどうかの検査をしているので、母子感染の心配がない子どもは、必ずしも生後すぐに接種する必要はありませんが、3歳未満で感染すると慢性化しやすくなりますので、早く接種すれば免疫もでき易く、将来の肝硬変、肝臓がんを予防できます。
ワクチンは生後すぐから受けられますが、通常は生後1~2ヶ月から接種を始めるのがおすすめで、ヒブ、小児用肺炎球菌、ロタウィルスワクチンとの同時接種も可能です。

任意接種のもの

ロタウイルス任意接種

ロタウイルスにより、水のような下痢やそれに伴う嘔吐がおこる「ロタウイルス胃腸炎」は、体内の水分と塩分を失い、脱水症状をおこします。
ワクチン接種により、下痢、嘔吐を防いだり、軽くしたりして、点滴や入院が必要になるほどの重症例を減らすことにより、脳炎などの重い合併症も防ぎます。

患者様ご負担の場合の予防接種料金表(1回分)

※2014年4月1日から料金を変更させて頂いております。

BCG   ¥4,700
ジフテリア・百日せき・破傷風・
不活化ポリオ 4種混合<DPT-IPV>
  ¥9,100
ジフテリア・破傷風2種混合<DT>   ¥3,700
ヒブ 2ヶ月~5歳未満 ¥7,100
肺炎球菌 2ヶ月~6歳未満 ¥9,900
ポリオ   ¥7,800
麻しん・風しん2種混合<MR>   ¥7,500
麻しん・風しん(単独)   ¥4,700
流行性耳下腺炎<おたふく> 1歳以上 ¥5,200
水痘<みずぼうそう> 1歳以上 ¥7,300
日本脳炎   ¥5,700
B型肝炎 10歳未満(1回0.25ml) ¥5,200
10歳以上(1回0.5ml) ¥5,700
子宮けいがん(サーバリックス、ガーダシル)   ¥15,100
ロタウイルス(ロタリックス)   ¥12,900
ロタウイルス(ロタテック)   ¥8,300

(2014 4/1~)
※料金は税込になります。